Ingress:常に最良のファームを構築する方法

いつも自分の使っているファームが壊されてしまった。急いで修復したけど、良いアイテムがなくて、CommonのPortal ShieldやHeat Sink・Multi-Hackで埋めてしまった。
そんなことありますよね。
できるだけそういった事態を回避し、きれいにファームを維持する、チームプレイのメソッドを考えてみました。

※準備はファームが壊される前から

一番大事なことは、これ以降の手順を、ファームが壊される前から、きちんとこなし、約束しておくこと。
そうすることで、スムーズに再構築ができます。

1. 対象のポータルを指定し、協力を募る

ハングアウトなどで(COMMでも悪くはないですが)、ファームにしたいポータルを指定し、協力してくれる人を募ります。
例えば、こう発言します。「○○市の△△公園にあるA,B,C,Dのポータルが次に破壊されたら、Very RareのShield 2枚と、RareのMulti-Hack、RareのHeat Sinkで再構築したいと考えています。ご協力頂ける方は、ご連絡をお願いします。次に破壊されたら、まず協力を表明してくださった方のうち、先に機会のできた方から順にレゾとModsを挿し直します。その後、協力を表明した全員で平等に物資を提供しあう(Modsを挿さなかった人はModsを提供し、Modsを挿した人はModsを受け取って、バランスをとる)形をとります。」
過疎地では、ポータルのLvを指定したり、ModsだけでなくVirus系の提供も呼びかける必要もあるかもしれません。(過疎地では、VirusなしでLv8のポータルは構築できないし、Lv7のポータルもうまくファームに組み込まないと、Lv7レゾが確保できなかったりするからです)
繰り返しますが、ファームが壊される前から呼びかける必要があります。

2. 物資は提供せず、お手伝いだけしてもらう人を募る

過疎地の場合、物資を提供せずとも、迅速にModsを挿すだけのお手伝いの人(その場でModsを渡して挿してもらうだけ)や、Virus系を使うだけの人、Lv8レゾを挿すだけの人でも、大きな助けとなります。状況により、1.とあわせて募集すると良いでしょう。

3. 物資提供の配分を決める

提供する物資の数は、基本的には、協力者の中で平等に割れば良いのですが、割り切れないことがあります。例えば、4つのポータルだと、Shield 8枚・Multi-Hack 4枚・Heat Sink 4枚が必要ですが、3人だと割り切れません。
あらかじめ多めに提供する人を決めても良いですが、最初にファームを再構築する人が最もAP・実績・MUを稼げるので、この人が物資を多めに提供するよう決めると納得感が強いかもしれません。
ただし、前回までに多めに提供している人がいれば、その人の今回の提供は少なめに設定することを第一にする方が良いと思います。最初に駆けつける人が多めに物資を提供することが繰り返されると、せっかく頑張ったのにどんどん物資がなくなって、本人が急いで駆けつけるモチベーションを失ってしまうからです。

4. 協力者の中で、不足した物資を調整する

例えば、4つのポータルを4人で再構築する場合、Multi-HackとHeat Sinkは各自1つずつ提供すれば良いことになりますが、Modsを挿しに行くときには少なくとも各自2つずつ持っていないと不足してしまいます(Modsを挿しにいく1人目・2人目とも、ShieldとMulti-Hack・Heat Sinkを半分ずつ挿す場合)(Multi-HackとHeat Sinkを一人目ですべて挿したい場合は、各自4つずつ必要)。「Multi-HackとHeat Sinkを1個しか持っていない」協力者がいる場合には、4人のうち、誰でも行動を起こせるよう、事前にアイテムをやり取りし、余っている人からModsを貸すとベターです。
この後の手順によっては、Virus系やUltra Strikeもやり取りすると良いでしょう。

5. ファームが壊されたら、呼びかけてから再構築に向かう

ファームが壊されたことに気づき、これから再構築に向かえる協力者の方は、再構築に向かう旨をハングアウトなどで連絡し、現場に向かいましょう。
このとき、他の協力者や、お手伝いの人で、共に行動できる人がいれば、すぐにModsだけでも完全修復することができます。
また、COMMなどで、再構築にたずさわらない人は下手にModsを挿さないようお願いしておくと、成功率が高まるかもしれません。(敵に情報が漏れてしまう可能性もあるので注意! といってもデメリットは大きくありませんが)

6. 2人目もModsを挿す

2人目も同様にModsを挿します。他の協力者が無理して駆けつけることのないよう、事前にも事後にもハングアウトなどで連絡しておくとスマートです。
特に、事後の連絡は、他の協力者が確認する前に敵にファームを破壊されてしまった場合、物資の提供を平等にするためポイントとなるので、重要です。(「俺はこの前Mods使った!」「そんなの見てない!」とモメると面倒ですよね)

7. 更にレゾを挿しつつVirus系を使っていく

Lv8のエージェントが8人以上協力してくれる場合や、Lv8にするつもりがない場合は、Virus系を使う必要はありません。
Virus系を使うときには、1時間以上あけて使うよう注意です。一度Virus系を使ったポータルは1時間免疫が働いているからです。
Virus系を使うのは手間のかかる作業ですが、実は利点もあります。敵のポータルに反転させるとき、破壊が可能になるので、邪魔なModsが入ってしまった場合に、Ultra Strikeで破壊することが可能になることです。
ただし、間違ってXMP Bursterを使わないように。他のポータルのModsまではがしてしまう可能性があります。Ultra Strikeでも、他のポータルとの位置関係で、一部のレゾを壊してしまう可能性はありますが、大きな問題ないでしょう。これを考慮に入れて、他のポータル中心に近い位置には、Lv8レゾを挿すのを後回しにするのがベターです。

8. 物資を調整する

ファーム再構築前の物資調整や、Modsの設置で、お互いのアイテム負担の分量が不均等になっているはずです。3.で決めた配分になるまで、アイテムをやり取りします。

9. 全員が消費したアイテムを記録する

Googleスプレッドシートでも何でもよいので、お互いが消費したアイテムを記録しておきます。次回の3.の配分を決めるときに役立ちますし、今後またファームが破壊されることになっても、記録が積み重ねられるので、なんとなく達成感があるかも?

まとめ

・皆で必要なModsを持ち分けておく
・最初にポータルを奪い返せた人達が、予定したModsを挿していく
・Modsが挿し終わったら、アイテムをやり取りして、消費を分担する
・以上をファームが壊される前から、皆で約束しておく