DQMJ2P 最強マスター決定戦メタ

最強マスター決定戦は、命令できないということもあって、やっぱりランダム性が高いので、「8割は勝てる相手だけど、今回は負け」みたいな状況が頻発して、どうも楽しめないことが多いので、そろそろ引退することにしました。
ということで、最後に、前から話していた、最強マスター決定戦(無差別級)のメタについて書いておきます。
※メタ:仮想敵のこと。対人ゲームでは超重要。
 
まずは、基本中の基本、最強マスター決定戦では、何によって得点が入るかを見直しておきます。
1. ホーム戦による得点
2. アウェー戦による得点
3. 使用モンスターによる得点
4. その他
 
1.のホーム戦は、命令させられませんが、自分の操作で作戦を変えることができ、1日5戦で、1勝20ptsです。2.のアウェー戦は、アップロードしたデータで勝手に戦うので、命令させられないどころか、作戦を変えることもできませんが、1日5戦で、1勝30ptsも入ります。3.の使用モンスターでは、使用モンスターの人気が低いほどボーナスがつくので、例えばホーム戦で5勝した上に、不人気ランキング上位に入っているモンスター3匹を使っていたりすると、ボーナスが80点くらい付いたりします。(ただし、相手が固定の一日目はともかく、二日目以降は、不人気モンスターばかり使っていると、勝つのはまず無理です。ボーナスは勝利数に比例するので、結局、二日目以降に不人気モンスター中心でパーティを組むと、点数は稼げません。)4.その他としては、よく分からない1戦ごとのボーナス(1〜2pts程度)と、最強マスター闘技場での18ptsボーナスがありますが、人と差がつく要素ではないので、無視して構いません。
以上をまとめると、(1)命令させなくても(作戦を変えるだけでも)勝つことができ、(2)作戦すら変えられなくても勝つこともでき、(3)できれば不人気モンスターを使っている、パーティが最強マスター決定戦で高得点を稼げるパーティということになります。
特に、「(2)作戦すら変えられなくても勝つことができる」というのは、見落としがちですが、重要なポイントなので、注意です。
 
では、具体的なメタについて話をしますが、「3枠モンスター」「2枠+1枠モンスター」「1枠モンスター×3」の3パターンに分けて、説明していきます。
まず3枠モンスターから。
3枠モンスターは、状態異常に極めて強く、ステータスも高く、行動回数も多く(平均2〜2.5回程度)、スキルも5つまで習得でき、ダメージ補正(ダメージ1.5倍)に加えて単体攻撃が全体攻撃になるため与ダメージも大きいので、強力です。
しかし、たった一人になってしまうため、アウェー戦はもちろん、ホーム戦でも、柔軟な戦いがしにくいという欠点があります。
3枠最強モンスターはたぶんオムド・ロレスです。攻撃力(600)も素早さ(360)も賢さ(600)も低いし、「いきなり冥界の霧」に「ギャンブルボディ」というダブル邪魔特性までありますが、HPが2300と高く、「つねにマホカンタ」を持っており、ルカニに「強い」ところが、とても強力です。「いのちだいじに」で、スカラを使って守りを固められると、ふざけた堅さになります。ルカニに強いので、「ルカニガード+」をひとつ付ければ、「かぶとわり」によるルカニ効果を無効化でき、スカラの維持が容易。「つねにマホカンタ」も持っているので、3枠つぶしの代名詞といえる「ギガ・マホトラ」が効かない上に、スカラを無視して呪文で大ダメージを与えることもできません。息・体技では、オムド・ロレスの回復に追いつかないですし、「黒い霧」で呪文を無効化しても、「めいそう」や「ハッスルダンス」まで覚えていたりするので、手が付けられません。最強マスター闘技場なら武器が装備できるので、「ひかりのつえ」の「いてつくはどう」効果で、スカラ解除→一気に攻め立てて倒す、ことができなくもないですが、普通の最強マスター決定戦だと、異常な堅さの前に、ホーム戦ですら勝つことが困難です。
3枠で2番目に強いモンスターは、おそらく最強ヘルクラウドでしょう。オムド・ロレスと比べて攻撃力(843)が高く、2回行動固定なので、安定して戦えるのが強みです。しかし、ルカニが弱点であり、もちろん「つねにマホカンタ」は持っていないので、ギガ・マホトラや攻撃呪文が効き放題(マホトラは弱点)。ところが、「こうどう おそい」を持っており、確実に最後に行動できるので、2回行動とのあわせ技もあり、ありがちな「10ラウンド時間切れ」で最後の一押しで勝ちやすいところが、大きな長所です。
その他の3枠モンスターは攻略本にも解説されているので、特に語らなくても問題ないかと思いますが、一応、一番人気の、はぐれメタルキングだけ説明しておきましょう。最高クラスの守備力(1800)と素早さ(1600)に、すべての属性耐性を持ち、「メタルボディ」でダメージ1/3まであるため、最強の堅さを誇るモンスターです。賢さも1490と最高クラスで、2〜3回行動なので、火力まで最強クラス。ただし、HPが200と低いので、テンプレといわれる「HPアップSP」と「守備力アップ3」をつけても、HPは496までしか行かず、2枠モンスターの「アンカーナックル」一発で沈む他、ギガ・マホトラでもピタッと動きが止まります(マホトラ耐性は普通)。「おたけび」等の休み効果も有効(耐性は強いなので、ブレイク必須ですが)。使いやすいモンスターなのですが、そんなもろさがあるので、最強マスター決定戦ではせいぜい中位〜下位にしかいません。あなたが今、上位にいるなら、対策は考えなくて構わない相手です。
 
次は2枠+1枠モンスターのパーティ。強力な2枠モンスターを中心に、1枠モンスターでサポートするのが基本です。2枠モンスターは、単体攻撃が全体攻撃にはなりませんが、攻撃力補正(ダメージ1.25倍)があり、行動回数もそこそこ(平均1.5〜2回程度)、攻撃力そのものは3枠モンスターより高く、攻撃力1,000以上もザラなので、瞬発力が高いです。スキルは4つまで、と3枠モンスターには劣るように見えますが、1枠モンスターにサポートさせるのが基本なので、回復などのスキルを持たなくても良い分、余裕があります。「プリンス」「巨大モンスタつぶし」「メタルつぶし」のスキルはテンプレにして、もう一つは好みのものを付けるのがスタンダード。状態異常には、少しだけ弱く、メインとなる、ザキ・混乱・休み・マヒ・眠りのうち、いくつかは効いてしまうことが多いのが、ちょっとした弱点です。
代表格はゲモてんと呼ばれる、最強ゲモンと最強れんごく天馬の組み合わせです。ゲモンは、攻撃力(1035)・素早さ(1125)とも高く、HP(1350)・守備力(900)もしっかり。「つねにマホカンタ」の特性があるので、呪文を無効化できる、大きな強みに加え、「ギロギロ」特性でときどき相手を休みにできますし、「アンチみわかしアップ」があるので攻撃が外れることがありません。ただし、マヒが弱点で、ザキ・休み・眠りにも「強い」にすぎないので、ステータス異常で崩れやすい欠点があります。もう一方の最強れんごく天馬は、「つねにアタックカンタ」と「こうどう はやい」の二大特性が超強力。ゲモンとあわせた2種のカンタで賢く守りますが、賢さは765とそれなりなので、回復が追いつかずに負けるパターンや、状態異常で2匹まとめてやられてしまうパターンが多いようです。
他の代表的な2枠モンスターとしては、「みかわしアップ」と「ときどきテンション」がちょっとお得なおおにわとり。「いきなりバイキルト」「いきなりテンション」「おうえん」に「1〜3回行動」まであり、開幕の瞬発力は最強のスライダーガール。ゲモン同様「つねにマホカンタ」を持ちながら、状態異常にも強く(混乱は「強い」ですが、それ以外のメイン5種は無効)、「ザキブレイク」の特性も面白い、デスピサロ。メイン5種の状態異常はすべての無効の竜神王。唯一のメタル系で、とっても堅い、最強メタルカイザー。「1〜3回行動」で「くじけぬ心」もついており、状態異常もそれなり(マヒには「強い」で、それ以外のメイン5種は無効)で、人気No.1の竜王。このあたりです。
 
最後は、1枠モンスター×3のパーティ。モンスターの選択肢があまりに多いので、なかなか代表的なモンスターを挙げられないので、特徴だけ。
それぞれのモンスターの役割を明確にして、うまく役割分担するパーティです。スタンダードな形は、1匹攻撃、1匹回復、1匹その他。その他のパターンとしては、状態異常係を置くことが多いのですが、そうすると、1枠×3相手には強くても、2枠+1枠にはイマイチ、3枠にはほとんど無力になるので、あまりオススメできません。
スタンダードな形以外で面白いと思ったのは、「つねにアタックカンタ」2匹と「つねにマホカンタ」1匹のパーティ。アタックカンタ2匹が攻撃と回復を担当し、マホカンタ1匹は「斬撃よそく」を行うので、【1匹攻撃、1匹回復、1匹その他】の形は守っていますが、こうすると、敵の攻撃係が「斬撃よそく」中のマホカンタ1匹に攻撃したり、全体攻撃を行ったりするので、跳ね返しで守りながらダメージも与えられるので、いやらしくて強いパーティです。命令させられないという最強マスター決定戦の特徴を活かした、面白いパーティですね。
最初話した通り、あまりにモンスターの選択肢が多くて、挙げ切れないので、攻略本でも見て欲しいんですが、とりあえず回復係のオススメは最強ピピット。「ダメージ増ボディ」はつらいですが、「回復のコツ」に賢さ1012の圧倒的な回復力。「つねにアタックカンタ」もお得。「けんじゃ」を付けてベホマラーかけてるだけで、鉄壁です。「HPアップSP」に、「ブオーン」のHPバブルまでつけると、自身もなかなか倒れません。
 
…なんか書いてたら、今度は見知らぬで、命令させられる対戦をやりたくなってきたよ!
やらないけど。